Category: Perform


オケ本番

2013-4-8

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目の前の音符の他は何も目に入らず,今弾いている曲の他は何も耳に入らず,一瞬の間に過ぎた1時間半あまり。コントラバスとチェロの低音の地響きのような咆吼に加わるのが本当に気持ち良くて,素晴らしかった。
 
今期は,仕事その他の都合で半分しか練習に参加できなかったのだが。
途中経過は忘れてしまって,こんなに素晴らしい時間をこれからも味わいたい,と強く思ったことだった。

オケの本番の次は,アンサンブルのミニコンサート,その次は発表会と迫っている。
弾けないのが心配なはずが,あんまり心配もしていないこのごろ。なんだか,チェロに対してふてぶてしくなっている気がする。
弾けないくせにいけませんなー。とにかく練習しなくてはね。

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発表会が終わった!

2012-7-9

去年まではスズキのテキストを順番に弾くだけで,自分でレッスンの曲を選ぶなんて畏れ多いことはしたことがなかったが…。今回の発表会は,はじめて自分で選んだ曲で臨んだ。

自分のレベルに合わせて,スズキの6-7巻相当と言われている曲をあちこちから集め,楽譜を見比べて聞き比べて「これだ!」と思った曲のレッスンを先生にお願いしたのだ。

Mendelssohn のチェロソナタ2番 op.58 第2楽章(こんな曲)。
『ひなびた田舎にいても毎日色々あるんだけど,一段落すると青空にぽっかり浮かんだ雲を眺めてノンビリしてます。』それがこの曲に対する私のイメージだ。

この曲は,スズキと類似の8段階のグレードを設定している ABRSM (Associated Board of the Royal Schools of Music) のチェロのシラバスで見つけた。これまでやったスズキの退屈な曲(汗;)と違い,少し新しい時代の曲なのでメロディの変化と味付けが面白いし,PizzとArcoの持ち替えの多い曲なので,Pizz能力の強化が出来ると思ったのもこの曲を選んだ理由の一つである。

この曲,4月頃から取り組んでレッスンは5回,ピアノ合わせが1回。
でも,私は泥縄タイプだから曲が仕上がるのも遅くて,最後のレッスンでもまだまだ状態。

ピアノ合わせの日も,休符を数えずにピアノのメロディを聞いてしまう為に正確に入れない実態を露呈。先生が「ここはこう数えて下さい」とおっしゃって、私の楽譜に「4・123」と鉛筆で書き込んで下さる始末。(汗;)
他にその日の主要な注意は,止まってしまうとピアノが付けられなくなるので,とにかく止まらないで。(汗;)

これまでの発表会では演奏中に傷を作るたびに気持ちが縮んで一層緊張したので,今回は心構えも変えた。
「私のことだから細かい傷は必然的に発生するだろうけど,私はこの曲が好きだから弾くの。細かい傷なんか関係ない。」
ある意味,カラオケで歌うのもチェロの発表会も同じこと,と思うことにしたのだ。

最後の1週間で追い上げて臨んだ本番は,休符の後の入りが1拍以上早かったのが1-2箇所。その他にもピアノと縦の線が合わなかったり左手が転んだり音程がずれたりと大小あれこれの傷はできたものの,弾きながら「あら、やっぱりね」と思う程度。最後まで『私はこの曲が好きなのよ』で、第2楽章と第3楽章を12分を弾き通した。(12分の演奏時間は自己新記録。)
これまでの発表会は自己嫌悪で終わるのが常だったが、今回は前向きに弾き通せたこのへの達成感が大きい。

収穫は、素早く弓を持ち替えてPizzとArcoの切替が出来るようになったこと。PizzとArcoの素早い持ち替えが必要なドヴォルザークのスラブ舞曲2も、少しは楽になるかもしれない。
それと、今ごろですか?と言われそうだが、自分から弓の使い方と音質に注意を向けるようになったし、休符を数える能力も少しだけ向上したのも収穫だ。

後で録音を聴いたら,好きで選んで弾いた第2楽章(アレグロ系)は私が思っていたほどには酷くなく,意外とよく響いている部分もある。付け合わせに弾いた第3楽章(アダージョ)も,私の記憶通りに音が痩せたり音程のずれがあったり、そうかと思えばよく響いているところもあり。いずれにせよまだら模様の仕上がりだ。

来年の発表会は同じ曲でリベンジしたい,と先生とチェロの生徒さん達との雑談の中で話したが。さて,どうするか。
アレグロの曲もアダージョの曲もキレイに弾けるようになりたいし、とりあえずは来年に向けて基本技を固めていかないと。

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演奏会終了

2012-4-14

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先日終わったオケの演奏会,記録的に練習時間が少ないままに迎えてしまった。
 家族の用事に気を取られて,練習に気が回らなかったんだなー。おかげで,練習不足で本番を迎えるとどういう気分になるか,今回はじっくり味わってしまった。

いつも自分なりには熱心に練習しても,交響曲は高く聳える山のようで,及ばない箇所が多々ある。それが練習不足となると,速いところ難しいところはいつも以上に対応できず,高速の難所で盛大に落ちて,悔いがかなり残った。

何事にせよ『力を尽くして備え,反省はしても,後悔はしない。』ようでありたいものだなー。

悔いは残るけど,でも,全体としては楽しかった。
曲全体の見通しが少しは分かるようになったし,人の音も聞ける時間が増えたし,前よりちょっぴりだけ弾けるようになった気もする。

実を言うと,これでしばらくオケは休もうと考えていたのだが。
練習不足による不完全燃焼のせいで,心残りができてやめられなくなってしまった。
あと1度やってから考えることにする。
次は,もう少し弾けるようになりたいものだ!

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またひとつ終わった

2011-11-4

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地震のあと茫然自失。先を知れぬ日本の中で,家で楽器を取り出すことがいいこととは思えず,練習に気が乗らないまま,5月のGWに前回の定期演奏会がやってきて,無理矢理マーラーの5番を弾いたのだった。 あの時,あの長い曲をどんなふうに弾いたのか,今となっては全然思い出せない。

その後も,オケの曲の練習にあまり気が向かずに日が過ぎたが,夏を過ぎた頃には平常心が戻って来た様な気がする。何心なく無心にオケの曲に取り組む時間が戻ってきた。

でも,練習の密度は以前より小さくて,弾けないところをムキになって練習することも減っている。
楽譜を見れば弾けるレベルが少し向上してきたという理由もあるが。
それより,パッと見て1の指を置く場所が分からない箇所は,多少練習したって,結局のところ,本番でちょっと慌てると弾けなくなってしまうことが分かってきたから,としか言いようがない。
いずれ総合力が増せば,ぱっと見て弾けることになるだろうけど,現時点で難しいのはむずかしいのだ,と居直り気味なのだ。

何期か前のこと,1回目の合奏練習の時,指揮者のX先生が満面の笑みでもって「皆さん,分かっていると思いますが,今日弾けなかったところは,定期演奏会でも弾けません。いくら必死になって,半年練習しても弾けません。練習が進むと,込み入ったところはかえって遅くなります。皆さんのことですから努力するのだと思いますが。まぁ,頑張って下さい。」と。
思い当たるところがあるのは私だけではないらしくて,会場全体で大笑いになったけど。そんな感じだ。

ちゃんと弾ける人たちがキッチリと曲を推進して,所々で弾けなくなる私は,チームに寄り添って音量をやや増しているあたり。 不甲斐ないけど,それが正直なところだ。 でも年々進歩してるから,良しとしよう。

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そのような,力が抜けた取り組み方で迎えた本番。
体全体・五感全体で曲に取り組んでいるうちに,曲が流れ星のような短い間に通り過ぎてしまった。
いつもなら弾けるところを間違えたし,いつも間違うところはやっぱり間違った。あぁ,力量不足の自業自得とは言え,辛いよ。
だけど,本番で集中して弾いていると,曲の流れが生々しく耳に入ってきて,心が深く動かされるのだ。その感動があるから止められないのだ。 静かに座って聴くだけでは,分からない感覚が確実にある。

弓を動かしながら深く感動した後,例のごとくに打ち上げで老若男女賑やかに音楽話をして,この半年を締めくくった。楽しかった。

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終わった おわった〜♪

2011-7-17

p1010500.jpg今の先生で5度目の発表会が終わった。あぁ,すっきりした。

今回は相当前から居直ってしまったので,心理的にはかなり楽だった。発表会で失敗したって死ぬ訳ではない。

本番はあちこち傷だらけ。 気持ちいい音が出た瞬間がちょこっとあり,進歩したところもちょっぴりあるけど,進歩していないところが多々ありまする。 

勿論,音楽を美しく聴かせる方がずっといいことは分かっております。しかし,私の練習の成果はコレなんです。 それが何か? という感じ(苦笑)。

チェロの生徒さんの一人一人の弾きぶりを聴くのは,とても勉強になった。
それぞれの1年分の成果は歴然としていて,それぞれ,私にない良いところがいっぱいなのだ。
(つくづくと思わされましたね 変わらないのは私だけかも….,と。)

合奏も楽しかった。(先生のホームページには合奏の動画が)

皆さんの演奏を聴いたり,自分の演奏の録音を聞き直して,私の次の目標ができた。
「次の発表会は,自分の楽器からソリッドな響きを出してホールを満たそう!」
先生には音の質量を充実させて,と言われていたのだが。私はいつの間にか右肘が落ちてしまい,音量が続かないのだ。これからは意識して,堂々とした音を出し続けられるようにしたい。


発表会 2011.7
バッハ,無伴奏チェロ組曲3番 ブーレ

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人生最短の70分だったかもしれない

2011-5-3

p1010186.jpg終わりました。オケで経験する7回目の演奏会が。

平均演奏時間70分強のマーラーの交響曲。
始まったら、5楽章の終わりまで一気だった。
全てのフレーズがどんどん進んでいく。自分の楽器から周りと調和した音色が出ると嬉しく、合わないと嬉しくない。落ちると、情けない。そんな単純な喜怒哀楽を瞬間瞬間で感じつつ、あっという間に過ぎた70分。

人生で最短の70分だったなー。
 

今回はチケットをもらってくださった方も増えた。
長い曲を聴くのは大変だったのでは? と思うのだが。
そのうちのお一人に、演奏会の翌日、「久しぶりにクラシックのコンサートを聴きました。CDを聞くのと違って、とてもよかったです。」とおっしゃっていただいて、嬉しかった。


p1010195.jpgこれまでここに書いたとおり、2月は仕事に忙殺されてあまり練習できず、3月にそろそろオケの曲に本腰を入れようとした矢先に地震が起きた。 深刻な事態に楽器への取り組みも薄れ気味。(いつも以上に?)仕事熱心になり、仕事の上では活気のある日々が過ぎたのだが…。 
オケの方は、3月下旬に練習が再開して、曲を少しずつ思い出していった次第。

そうは言っても、シーズン全体で言えば、練習時間の総計は少なくないし、曲を調べるのに使った時間も長い。練習しても、弾けないところが結構あるのが私の問題なのだ。

それでも、ささやかながら、本人的には進歩は遂げていると実感できるから止められないのだ。たとえ、亀の歩みであっても。
たとえば、鳴っている音を聞けば、音名が頭に浮かぶようになってきた。
弾く方では、ある程度の速さまでのスピッカートなら、自信を持って弾けるようになりつつある。
sFpの弾き方など、抑揚の出し方により注意が向くようになってきた。
楽譜で、次の音符が何度離れているかを見て、咄嗟に指を置くことができるようになりつつある。 などなど。

打ち上げの時にご挨拶したら、指揮者のE先生曰く「あきらめなかったんですね。」 
(若造が何を言うか…! なんて思ったりする私 – -;)
負けずに、「先生が次にいらっしゃる時も、どうぞよろしくお願いします。:) 」

指揮者のE先生は、私の下手さは、練習していないから、曲を勉強してないからだ、と思っているらしい。
使った時間がはかばかしく結果に出ないところが鈍いと申しましょうか、なんと申しましょうか。

でも、自分の鈍さを「トシ」のせいと言えば、「トシ」に関係なくちゃんと弾ける沢山のレイトスターターには大迷惑だ。
能力の不足もあるが、多分、私の頭の使い方も足りないのだろう。 次こそは、自分の力で最大限キリッとした音を出そう! と思うのだ。 つまり、何事もやればやるほどに取り憑かれていく、というわけであります。 周りは迷惑でしょうね。。。

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